ABOUT
一庫公園とは
一庫ダムによって生まれた知明湖と、その周辺に広がる豊かな緑、かつて一庫炭を生み出した雑木林は、眼下に広がる雄大な水辺をたたえ、数多くの生きものの住処となっています。その緑に囲まれた丘は、かつて子どもたちの遊び場であった「原っぱ」です。
耳を澄ませば鳥のさえずり、四季折々の木々の香りなど、豊かな自然の恵みを感じる環境にやさしい空間が醸成される公園です。
あらまし
かつて一庫炭の産地だった森と知明湖を
環境保全する役割として誕生
一庫ダムの湖水面に突き出た緑豊かな半島「知明山」に、兵庫県立一庫公園が誕生しました。この知明山はダム建設当時、川西市土地開発公社が買収するとともに、民間資本の導入による休暇村などの建設が計画されました。
しかし、このあたり一帯は近畿圏の近郊緑地保全区域や猪名川渓谷県立自然公園にも指定され、かけがえのない自然環境が残っており、川西市は緑の保全と利用の両面から県立都市公園の整備を県に要請しました。これを受けて県は昭和57年度に県立一庫公園として都市計画決定するとともに、知明山48.2haについて事業を進めました。
自然と人をつなぐ、未来への架け橋として
こうした背景から、緑の保全がこの公園の大切な役割ですが、地域の課題であるダム湖の環境保全にも配慮した公園整備が重要です。
また、自然環境の保全には何よりも自然に親しみ、自然を理解することが欠かせません。そのため、公園を自然学習の場としても位置付け、自然と人、さらに人と人との出合いの場として整備されました。
公園データ
所在地 | 川西市国崎字知明1-6 |
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開園 | 平成10年7月29日 |
面積 | 48.2ha |
種別 | 広域公園 |
駐車場 |
注)丘の駐車場は中型バスまでしか入ることができません。 |
開園時間 | 9時~17時(5月1日から8月31日の間は18時まで) |
休業日 | 12月29日から1月3日まで |
入園料 | 無料 |